どうも!
元ペットショップ店員、元不動産営業 宅地建物取引士の,comma,です!
本日は、「賃貸物件の契約までの流れ」について書いていきたいと思います。
私が働いていた時の流れです。あくまで関西圏はこんな感じでしたが、沖縄でもそんなに違いはないんじゃないかと思っています!
さっそく行ってみよう!
*わかりやすく順番を付けていきますが、必ずしもこの順番で契約まで進んでいくとは限りません。その点は、ご了承ください!!
①ネット検索
最近は、ネットで物件を検索してから、メールまたは電話などで不動産屋に問い合わせるケースが多いと思います。
必ずしもネット検索が一番初めではないかもしれないですが、ネットでどんな物件があるのか、ある程度確認してからの方が効率が良いのではないでしょうか!!
前回の記事にも書きましたが、ネットサイトを利用して検索しましょう!
ネット検索時の注意点
ネットで物件を検索していると色々な物件が出てくると思います。
掲載されている物件が全て空室とは限りません。
不動産業者が部屋が借り手がついたのに、ネットから物件を消し忘れていることや、ネットに掲載しておけば、問い合わせが多い優良物件なんかはあえて部屋が空いてなくても、ネットに掲載したまんまになっていたりします。(私が働いていた時はそうでした)
全ての不動産屋がそういうことをしていることはないです。
まめにネットメンテをして、空室物件のみをネット掲載している不動産屋もあります。
ここの物件めちゃええやん!!!これで決まり!!と不動産屋に行くも現在、空いていないんです。と言われることもあります。
ですので、来店前に問い合わせをして、空室の確認がとれてから内覧する方が効率がいいと思いまうす。
②不動産屋に行き、内覧
ネットで物件を見つけて、問いあわせをして来店日時を決め、来店。
そして内覧へと流れていくことが一般的です。
問い合わせをした物件が一物件でも、内覧で2~3物件を探し出し、見せてくれる営業マンもいます。
例えば、3物件内覧できたとしましょう。
みなさんが問い合わせた物件の内覧の順番は何番目だと思いますか?
正解は、、、、「3番目」です。(わたくし,comma,の中での正解です。。)
理由は、一番気に入っている物件は最後に見せるのが王道なんです。
一番目に見せる物件はランクが下の物件内覧しても、「あぁ~こんなもんかぁ~」ってレベルの物件。
二番目に見せる物件は問い合わせの物件よりちょい下ぐらいの物件で、「なるほど~いいですね。でも、、日当たりが…、トイレお風呂が一緒なのが…」など少し引っ掛かりがあるレベルの物件。
三番目に見るのが、問い合わせをした物件。「あぁ~やっぱりここが一番やな!ここが良い!!」
ってなるんです。
もちろん、問い合わせた物件がいまいちだったケースもあります。
その時は、担当の営業マンに違う物件を見せてもらいましょう!
③申し込み書の記入
内覧も無事に終わり、不動産屋に帰ってくると次は、「申込書の記入」をします。
申込書の記入をして、管理会社にFAXをすると物件が仮申込みとなり部屋が空室ではなくなります。管理会社にFAXが届いた順番で仮申込みになるので、ライバルより早くFAXする必要があります。
私がやっていた時は、FAXだったんですが、今は違う方法になっているんでしょうか。
友人の不動産営業マンに確認しておきます。
ですので、繁忙期やお客さんの多い週末なんかは注意が必要です。
申込書の種類
申込み書にも様々な種類があります。
「一般的な申込書」:自分の名前、連帯保証人の情報を記入するもの
「保障会社の申込書」:最近多いですね。私も保障会社に加入してます。沖縄で有名な保障会社と言えば、「全保連」ですね。
「各管理会社の申込書」:各管理会社専用の申込書があります。記入内容は、大きくかわることはないように感じます。
④入居審査
申込み書に必要な情報を記入すると、入居審査が始まります。
これは、保障会社、各管理会社では必ずあります。
一般の申込書ならば、家主の方にFAXを送り家主の方が入居について判断されます。
だいたい、1日ぐらいで結果はでてたんじゃないかなぁ~って印象です。
⑤重要事項の説明
続いて、「重要事項の説明」があります。
簡単に言うと、「物件の説明」です。
この説明ができるのが「宅地建物取引士」しかできないことになってます。
この書類の説明前に、「宅地建物取引士」と書かれた免許証ぐらいの大きさの物を提示して説明をしなければなりません。
この宅地建物取引士の資格を持っていない営業マンが説明することも多いようです。
あれ?宅地建物取引士のカードは?ってなれば、迷わず聞くべしです。
資格を持っていない者が説明すると違反です。(宅建業法違反)
重要事項の内容としては、物件の名前、住所、種別、物件所有者、仲介業者、管理業者、毎月の家賃、駐車場代…etc
結構、細かく色々書いてます。
このすべての事に対して、説明を聞いて納得して場合、署名捺印をします。
署名捺印をしたことで、この物件で大丈夫です。という意思表示になります。
少しでもあれ?って思うことがあればズバズバ質問してください。
私もズバズバ質問され、1時間ぐらい説明したこともあります(笑)
通常、何もなければ20~30分ぐらいで終わります。
手付金についての注意
これは説明があると思いますが、一応書いておきます。
気に入った物件があり、申込書も記入して部屋も仮申込みもでいて一安心。ってのは、お客さんの方です。
不動産業者からすると、もしかしたらこのお客さんと連絡が取れなくなったどうしよう。と考えることが少なくないはずです。
ですので、「手付金」を少しでも払ってもらい、部屋を仮申込みしてもらおうってことです。
「手付金」ってどれくらい払うんやろ?ってなりますよね。
だいたい、1万円~家賃の一カ月分ぐらいになってます。
このお金で注意が必要なのが、
「重要事項説明書の説明を受けた後に物件をキャンセルしても手付金は返ってこない!!」ってことです。
これは、宅建業法でも決まっています。
業者が重要事項の説明の中で、説明してくれるので大丈夫だと思いますが念の為に…。
⑥契約書の記名・捺印
契約書に関しては、自分の情報、連帯保証人が必要な場合は連帯保証人の情報などを書いて、捺印すれば大丈夫です。
不動産屋の営業マンがどこに記入すれば良いかなど説明してくれますし、遠方で郵送でやり取りする場合でも、付箋をつけたりしてわかるようにしています。
そんなに難しいことはないので、普通に記入すれば問題ないです。
わからない所があれば、直接不動産屋に持って行って説明を聞きながら書いていきましょう。
⑦見積書
やはり気になるのが、初期費用ですよね。
お金がどれくらいかかるんやろか~って思いますよね。
例を上げて見ていきましょう。
家賃50000円、共益費3000円、駐車場代3000円、敷金0円、礼金50000円、保障会社加入必須の物件があったとします。
入居開始日は、2月1日からとします。そうするとこうなります。↓
・2月分家賃50,000円 ・3月分家賃50000円
・2月分共益費3000円 ・3月分共益費3000円
・2月分駐車場代3000円 ・3月分駐車場代3000円
・礼金50000円 ・仲介手数料(家賃1ヶ月分、税込み)55000円
・駐車場手数料3000円 ・保障会社加入料(家賃80%)40000円
合計:260000円
手付金の支払いがあれば、合計額から手付金額を引いてくれます。
だいたいこのぐらいになります。家賃は3月分まで支払っているので、4月分の家賃は3月末に支払います。
保障会社の加入料に関しては、違いがあります。家賃の1カ月分のところもありますし、1万円というところもありますので、この辺は金額が変わってくると思います。
このほかにも、鍵交換代、ルームクリーニング代、エアコンクリーニング代、害虫駆除代なんかもかかってくる物件もあります。
えぇ~こんなお金かかるんですか~それなら厳しいです…ってなることもあると思うので、見積書は内覧してからだしてもらう方がいいかもしれません。
⑧契約金の入金
見積書の額を何月何日までに銀行振り込みか、持参してくださいと不動産屋から言われると思います。最近は、クレジットカード決済ができるとこもあるみたいなので便利ですね。
契約金を支払うと後は、鍵渡しをして終了です。
まとめ
今回書いてきた①~⑧の順番については、わかりやすく書いてものです。
もちろん順番が変わってくることがあります。
実際に私が現在住んでいる家は、②の内覧はせず契約しました(笑)
次回は、「鍵渡し後の流れ」を書きたいと思います。
1月~3月は不動産屋の繁忙期になります。
学生の方など初めての一人暮らしになるケースも多いと思います。
少しでも参考にしていただければと思います。
私も来月に沖縄移住に向けての現地、視察に行きます!!
住む場所、働く場所を事前に調べて見てまわります!!
あと、阪神のキャンプも見ますよ!!!
話が脱線しましたが、今日はこのぐらいで失礼します!!
では~モグランキ~👋
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[…] 前回は「賃貸物件契約までの流れ」を書きました。 […]